OAフロアとは?種類・材質・価格・選び方をわかりやすく解説
OAフロアとは?
種類・材質・価格・選び方をわかりやすく解説
あなたのオフィスでは電源やケーブルがむき出しで露出していませんか?
OAフロア内にてケーブルやコンセントを配線することによりケーブルにつまずかず、見た目もスッキリ快適に過ごせるオフィス空間を作ることができます。
このページでは、OAフロアの種類や特徴、導入するメリットについてわかりやすくご紹介します。
最適なOAフロア選びのポイントもあわせて解説しますので、オフィスの新設やレイアウト変更を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 1. OAフロアってなに?
- 2. OAフロアの種類と材質
メリット・デメリット - 3. 材質ごとの価格帯
- 4. 失敗しないOAフロアの
選定ポイント - 5. OAフロアの配線器具
について - 6. OAフロアの仕上げ材
について - 7. OAフロアのガタツキ
原因と補修方法について - 8. まとめ
1. OAフロアってなに?
OAフロアとは、床下に空間を設けてケーブルやコンセントなどを納める二重構造のオフィスの床を意味します。「フロア」はそのままの通り床を意味し、「OA」はOffice Automation(オフィス オートメーション)の略で、従来人の手によって行われていた事務作業などを、機械を使って自動化・効率化するという意味で使われています。
インターネットの普及に伴いOA化が推進され、オフィスには大量の配線が出現しました。これにより、床面にはむき出しとなった露出配線や露出配線を保護材でカバーしたモール配線などができ、躓きや断線・レイアウト変更時の手間など多くの問題が発生しました。このような危険や不便さを解消するため、配線を床内に収納する機能をもつOAフロアが普及しました。
-
置敷式OAフロア
-
支柱式OAフロア
OAフロア導入のメリット
- 配線を床内に収納し、必要な位置に配線を取出したり移設ができる
- 人や台車の移動による露出配線や、モールに躓くことによる断線・転倒・ケガの防止
- 露出配線やモール配線による床面の凹凸が無くなることで、清掃がしやすく美観を保てる
"OAフロア"と"フリーアクセスフロア"の違いとは?
"OAフロア"と"フリーアクセスフロア"いずれもよく使用される言葉ですが、一般的に「フリーアクセスフロア」は各種ケーブル・コンセントなどを床内に納め、床上に配線の取出しが自由にできるよう床下に空間を設けて二重構造にしたものの総称です。
「OAフロア」は、フリーアクセスフロアの中でも特にオフィスなどの執務空間(事務室など)に用いられる製品を指します。ただし、共に性能や機能に違いはありません。
2. OAフロアの種類と材質 メリット・デメリット
OAフロアは大きく分けて「支柱調整式」と「置敷式」に分類されます。
また、材質によっても特徴や違いがあるためメリット・デメリットを理解して選定を進めていきましょう。
3. 材質ごとの価格帯
OAフロアは「支柱調整式」と「置敷式」で比較すると支柱調整式の方が一般的に価格は高い。
また、OAフロアを構成する材質でもスチールは高く、プラスチック製品は安い。
選定する際にコストも加味しながら選定条件に合った適正なOAフロアを選定しましょう。
4. 失敗しないOAフロアの選定ポイント
OAフロアは構造や材質によって、配線容量・歩行感・耐久性・維持コストなどの性能が大きく異なります。そのため、単純な導入価格だけで判断すると、運用開始後に「配線が収まらない」「床がたわむ」「メンテナンス費用が想定以上にかかる」といった課題が発生するケースもあります。
まずは以下のフローチャートで、用途に適した構造・材質の組み合わせを確認してみましょう。
OAフロアの構造と材質を選ぶためのフローチャート
その次は比較表一覧を用いて他の構造材質と比較をしましょう。これにより選定した構造材質が求める性能に適合しているかも確認できます。
構造と材質 比較表一覧
比較表は一般的な傾向をまとめたものです。実際には建物条件や求める性能によって最適な構造は異なることも多くあります。迷った場合はプロへ相談することで、用途に合ったOAフロアを選定できます
5. OAフロアの配線器具について
OAフロアの配線器具は、電源や通信ケーブルを床下で整理・保護し、安全で快適なオフィス環境を実現するために必要です。
レイアウト変更にも柔軟に対応でき、オフィスの利便性向上に貢献します。具体的には、次のような種類が存在します。
《床内接続型コンセント》
OAフロア内に収納され、コンセントはフロア上には全く出ません。
OAタップなどを使用して、お好きな位置から配線を取り出せます。
セーフティーロック機構付(電力用接続ミス防止構造)
《床内接続型コンセント(ハーネスタイプ)》
床内接続型コンセントの一種で、ハーネス方式で結線を行うコンセントをさします。ハーネス専用のOAタップなどを使用して、お好きな位置から配線を取り出せます。
《床内接続・床上取出型コンセント(蓋付きコンセント)》
コンセントの蓋から直接配線を取り出すことも、OAタップなどを使用してお好きな位置から床上に配線を取り出せる床内接続・床上取出しができる両用タイプです。
《OAタップ・アクセサリー》
差込型・抜止型などのOAタップを始め、配線取り出し位置の意匠性を高めるアウトレットキャップや、仕上げ材の上からコンセント位置を確認できるマーカーやピンなどのアクセサリーの活用が利便性を高めます。
6. OAフロアの仕上げ材について
近年、OAフロアはオフィス以外にもレジャー施設・商業施設・スポーツジム等さまざまな用途に採用され、それに伴い利用目的に適した仕上げ材の選定が重要になっています。OAフロアの仕上げ材には、一般的にタイルカーペットやビニル床タイル等が使用されています。
《タイルカーペット》
タイルカーペットの種類としては粘着剤があらかじめカーペット裏面に塗布されているタイプと、粘着剤が塗布されていないタイプの2種類があります。使用したいカーペットに粘着剤が塗布されていない場合には、現場で裏ノリ加工を行うこともできます。("現場裏ノリ加工"は共同カイテックのオリジナル技術)詳しくはこちら
《ビニル床タイル》
土で汚れた靴での使用が想定される場合や、汚れた際にすぐ拭き取れるというメリットを優先する場合はビニル床タイルが選択肢となります。近年では木目調やストーン柄、フローリングを模した長物タイプなど、色や種類も豊富になり、機能性だけではなくお好みの空間演出をするための重要なアイテムの一つにもなっています。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、用途や求める性能に応じて選ぶことが重要です。それぞれの特長を下記の比較表で確認しましょう。
| 項目 |
|
|
|---|---|---|
| 歩行感 | 柔らかい、疲れにくい | 硬め、しっかりした歩行感 |
| 吸音性 | 非常に高い | 音が反響しやすい |
| 清掃性 | 掃除機中心 | 水拭き可能 |
| 汚れへの強さ | 水分を含む汚れは染み込みやすい | 水分を含む汚れが染み込みにくい |
| デザイン性 | 織物感、温かみ | 木目・石目など豊富 |
| 部分交換 | 可能 | 可能 |
※本表は一般的なタイルカーペットおよびビニル床タイルの特性をもとに比較したものであり、製品の仕様・素材・性能等によって異なる場合があります。
共同カイテックのOAフロアはタイルカーペット・ビニル床タイルなど様々な仕上げ材に対応しています。建物用途やデザイン、ご要望に応じて最適な組み合わせをご提案します。7. OAフロアのガタツキ原因と補修方法について
OAフロアは、施工後も補修や入替工事が可能です。 お客様からは「床がガタつく」「歩行時に沈み込むように感じる」といったご相談をいただくことが多くあります。
OAフロアのガタつきや沈み込みは、支柱調整式のOAフロアで発生するケースが多く、理由はシム材の欠落やスラブのたわみなど様々な要因によって発生します。代表的な原因と対処方法は次の通りです。

原因の特定には現地調査が必要になります。がたつきや沈み込みなどでお困りごとがございましたらお気軽に共同カイテックまでご相談ください。
8. まとめ
OAフロアは、オフィスの快適性や安全性、将来のレイアウト変更にも大きく関わる重要な設備です。
構造や材質、施工方法によって特徴が異なるため、用途や建物に合わせて適切な製品を選ぶことが重要です。
OAフロアの導入や更新をご検討の際は、ぜひ共同カイテックまでお気軽にご相談ください。




















