お客様の声

「できるならばバスダクトを
標準採用したい」

プロロジス
エグゼクティブディレクター
コンストラクションマネジメント部
部長 青木鏡多郎様

プロロジス様は、物流不動産業界の世界的なリーダーとして、持続可能性のある高品質な物流施設(倉庫・物流センター)を開発・所有・運営している不動産会社です。

ケーブルではなくバスダクトを採用検討されたのはどの様な理由からですか?

青木
一つ目は、幹線のスペースが小さくなるので、シャフト面積が従来に比較して小さくて済むことが期待できることです。二つ目は、工期短縮の達成です。従来のケーブルに比べて施工性が良く、シャフトの構築工事を待たなくても先行工事ができるため、電気工事の工期短縮につながります。三つ目は、コストメリットです。将来増設工事をする場合など、離れた電気室からケーブルを布設する必要が無く、シャフトから容易に取り出すことができる点で経済的にメリットがあります。四つ目は、幹線の大容量が確保しやすい上に、各階での電源取り出しをする際に、幹線負荷全体の容量における各階への融通が利くことです。
以上が主な理由です。

バスダクトはいつからご存知ですか?

青木
バスダクト自体は、前職の建設会社にいた20年位前から知ってはいましたが、高層建築物や工場などの大容量幹線を必要とする施設で使うことが多いと感じていました。建設会社に所属していた当時、ホテルでの採用はありましたが、倉庫での実績は無かったと記憶しています。

他社製品ではなく当社バスダクトを採用した一番の理由はどの様な点でしたか?

青木
一つ目は、アルミ製で軽量であること。二つ目は、実績が豊富であること。三つ目は、コストが比較的安価であること。四つ目は、採用実績が多いことによる安心感ですね。
当社では今までもいくつかの物件で共同カイテックさんのバスダクトを採用させていただきました。納入実績が多いのは、大きな安心に繋がります。
昨今は、電工の不足や銅線の材料単価の上昇などの背景からか、工事を着工してからバスダクトへの変更を検討する事例も見られるようになりました。また、工期短縮や労務費削減効果の点でも、今後採用される可能性は増えていくものと思います。
私としては、費用の増加が無ければ是非バスダクトにしたいと思っています。

施工者様からのご意見がお耳に届いていましたら、教えてください。

青木
先ほどもお話した通り、建設会社様からバスダクト採用の提案をされることが多いのですが、当社のつくばの施設では、バスダクトにすることで労務費が改善され、材料と工事費のトータルコストを抑えることができたとのことです。同様に大阪の施設では、先行してシャフト内の施工が可能になり、工期短縮が達成できたとも伺っております。
  • プロロジスパークつくば2(写真提供:プロロジス)
  • プロロジスパーク大阪4(写真提供:プロロジス)
  • プロロジスパーク北名古屋(写真提供:プロロジス)

当社に対してのご意見・ご感想などがあればお聞かせください。

青木
できるならば、バスダクトを標準採用にしたいと思っています。
バスダクト幹線は、ケーブル幹線に比べて価格が高いイメージなので、企業努力によりもっと安くして欲しいと思います。
大規模倉庫の電源増設工事などの場合、ケーブル幹線ですと受変電設備からの工事が必要なため、幹線こう長が長くなる傾向にあります。また、電圧降下が大きくなり、ケーブルサイズの大きな配線敷設が必要となるので工事費が高くなりがちです。
バスダクトは、縦幹線の接続部から電源分岐が比較的短いこう長で取れるので、入居カスタマーの工事費が抑えられる点も良いと感じています。
材料と工事費のトータルコストだけではなく、入居カスタマーの利便性においてもバスダクトを採用することは非常にメリットがあると考えています。

プロロジス

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